Sponsored  Links




2014年10月26日

私の美術史(13)鳥毛立女屏風



美術史のレポートを書くにあたって
選択した作品それぞれについて
美術全集から図版のコピーを取らせていただくことにしました
自分なりに精一杯、≪美術史≫に取り組んだ記念のために(未来完了形手(チョキ))・・・・・


しかし、図書館ではコピーサービスに制限があるのですね〜あせあせ(飛び散る汗)
”著作権法”によって

ちょっと調べてみたのですが

著作権法第31条では、
図書館について
「利用者の求めに応じ、その調査研究のために必要な複写物を提供できる」とし
複写できる範囲を「著作物の一部分」と規定しています。
そして、「著作物の一部分」の範囲については
「半分を超えないもの」と定義しています。

かんじんの画集・写真集の場合
「絵画や写真は1作品、1図版をもって一つの著作物として扱う」ので
個々の作品の半分までしかコピーできない のです〜
(1ページ以下のものは複写ですと爆弾 ) 


ということで
図書館では、図版のコピーが実質不可能たらーっ(汗)でしたので
美術全集を借り出した後は
コンビニに直行して
でコピー

なるべく資料を痛めないように気を使いましたが
とにかく、 大きいし雷 重いし雷 厚いし雷
毎回、コピー機の上で美術書と取っ組み合っていましたむかっ(怒り)


「芸術は格闘だexclamation×2


私が必死の思いでコピーをとっている間
この高貴なお方は・・・・・
なにを思っていたのでしょうね


********************************************


【作品の基本情報】
作家名(生没年): 不明
作品名:「鳥毛立女屏風」のうち第3扇
制作年代:奈良時代( 8世紀)
サイズ:134.0p×52.8p
材質、技法: 紙本、白色地彩色
所蔵先:奈良、正倉院
特記事項(国宝、重要文化財などの文化財指定等):なし

鳥毛立女屏風2.jpg


【美術史上の位置と意義】
 “樹下美人図”として知られる「鳥毛立女屏風」は、奈良東大寺の正倉院に伝わる天平文化の遺品である。天平勝宝8(756)年、聖武天皇(701-756)崩御の折、その他多くの遺愛品とともに光明皇后(701-760)によって東大寺に献納された。現在では6扇全て分離しているが、東大寺の献物帳「国家珍宝帳」によれば、もともと六曲屏風一隻の形式であったという。蝶番で各扇をつなぎ、縁には緋色の紗を用いるなど華やかな表装が施されていたことが知られている。しかし6扇が当時どのような順序で配列されていたのかは、不明である。この作品は、江戸時代から明治初期にかけて“観音之屏風”と呼ばれるなど、長い歴史の中でその実態が明らかにされることがなかった。正しく「鳥毛立女屏風」と認識されるのは、明治も半ば過ぎ、宮内省御物整理掛によって修理が行われてからのことである。
 「鳥毛立女屏風」には、6扇それぞれに豊頬豊満な美人一人が樹木の下に描かれている。各々姿態が異なり、立像が3扇、坐像が3扇となっている。画題の意味するところは不明であるが、樹下に女性を配した風俗画は、中国の唐(618-907)代に盛行した。また、唐では鳥毛を綴った衣服や鳥毛を貼った絵画を制作していたとされる。この屏風にも当初は、着色する絵具のかわりに鳥の羽毛が貼り付けられていた。美人の顔や手の肉身部と袖裏のみに彩色があるが、その他の墨描の部分全てを鳥毛帖成という工芸的手法で仕上げていたものである。“鳥毛”の呼称はこのことによる。長い年月の間に羽毛のほとんどが失われ、現在わずかに痕跡が残るのは、第3扇の美人の右肩から胸にかけての部分のみ。
 本作は唐からの舶載品と考えられていたが、下貼りに奈良時代の年期を持つ反故紙が確認されたことから、日本での制作が明らかとなった。この時期の造形は、常に唐文化の直接的影響を受けている。その造形活動を担っていたのは、国家が組織した大規模な官営工房であった。そこでは、遣唐使などによって次々伝えられる、新しい知識と表現、先進の技術を取り入れた、高水準の様式による作品制作が進められた。聖武天皇の宮廷絵画である本作は、唐より招来された手本を下絵に官工房の工人が筆をふるったものと考えられる。描かれた美人には、盛唐時代の宮廷で流行した髪型・化粧法・服装などの最新モードがいちはやく採り入れられている。また、鳥毛残片から想像される手の込んだ工芸技巧も、外来文化として採り入れられた後、洗練の度を加えていったものと推測できる。



最近、忙しさにかまけて
ほとんど身なりに構わなくなってしまいました(^^ゞ


同じ女性として
この最先端のファッションを身にまとい、優雅にたたずむ
天平美人がうらやましいです











posted by oshun at 23:50 | Comment(0) | 美術史 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
Sponsored  Links


この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

SEO
loading
まあまあ、お楽にどうぞ
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。